1日3回、しっかり食事をとりましょう
現代の子ども(2~6歳)の朝食習慣をみると、約7%の子どもたちは朝食を1週間のうちに数日しか食べない、またはほとんど食べないことが分かっています。これは、母親の朝食習慣が一部影響しており、母親が朝食を食べないと子どもも朝食を食べない傾向がみられます。
特に幼児期の子どもは発育のために多くの栄養量が必要となりますが、1回に食べられる食事の量は多くないため、3回の食事をきちんととることが子どもの成長には大切です。
バランスのよい食事が大切
バランスのよい食事も大切です。子どもの食事の摂取状況をみると、穀類、牛乳・乳製品については高い割合で摂取されています。一方、毎日摂取することが望ましいとされている野菜や果物の摂取は、野菜で約6割、果物で約4割にとどまっています。
幼児期は食習慣を身につけるうえで大切な時期になります。また好き嫌いが出てくるのもこの頃です。食事の時間が子どもにとって楽しい時間となるように、家族と一緒にテーブルを囲んだり、調理方法を工夫したりしてみましょう。
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