成長の評価方法
縦断的標準成長曲線とは?
特定グループの毎年の身長測定値から作成する縦断的標準成長曲線
縦断的標準成長曲線とは、特定のグループを決めて、各人について乳幼児期から成人するまで定期的に身長を計測し、そのデータを基に作成した標準成長曲線です。一人一人の成長経過をみるのには、この縦断的標準成長曲線の方がより適切とされていますが、思春期成長スパートの期間を除いて横断的標準成長曲線と大差がありません。なお、縦断的標準成長曲線には、標準成長率曲線も一緒に表示されています。
子どもの成長曲線を描こう
ある子どもの成長が標準と比べてどうであるかを知るには、その子どもの成長曲線を描くことが有用です。子どもの成長曲線は、標準成長曲線※上に、身長計測値を計測年齢ごとに点で記入し、点と点の間を直線または曲線で結べば、簡単にできます。
※横断的標準成長曲線と縦断的標準成長曲線のどちらを用いることもできます。横断的ではSDスコアがより正確に表現され、体重も記入できます。縦断的では思春期成長スパートの比較が適切に行われ、成長率も記入できます。
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